2020/04/20 カテゴリー:ブログ
過去の事ですが膝を痛めた事がありまして、その際に病院にて体重を落とす事と膝周りの筋力強化をするようにと言われた事があります。当院に来られる利用者さんも同じことを言われた経験がある方が多く居られました。特に体重の方を強めに言われる場合が多い様ですが、膝の悪さの原因は体重が第一なのでしょうか?
確かに体重が多い程に筋肉や関節への負担は大きくはなります。しかし足が痛い中でどの様にして体重を落とすべきなのでしょうか?食事量の事を言える程栄養に詳しい訳ではありませんし、食事からの変化に対しては他に調べて頂ければ沢山出てきますのでそちらにお願いしたい所です。
結論から言えば姿勢が重要になります。姿勢が悪ければ全身の動きは悪くなって行きます。上半身から例を挙げれば、猫背で背中が緊張し、その緊張が肩甲骨の邪魔となります。また首も前に押し出される形になり、より前傾姿勢にさせられてしまいます。体幹部が前に押し出される様な姿勢では歩行にも影響があり、足が少し上げ難くなってしまいます。何もない所で躓いてしまうのはこれが起こっています。更に言えば姿勢の悪さが膝の痛みの原因でもあります。
これだけ動きを変えてしまう、動きを小さくしてしまうのですが、動きが小さいという事は運動量が少ないという事です。つまり姿勢を良くして元の動きを取り戻せば勝手に運動量は増えるという事にもなります。
身体が不利な状態ではなければ体重が全く落ちない何てことは無くなってきます。どうしても落ちない場合には身体全体のバランスの悪さを一度疑って、今ある身体の痛みや違和感に注目してみてはいかがでしょうか?
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