2018/05/31 カテゴリー:ブログ
間もなく始まる梅雨のシーズン、これからは気温と共に湿度が上昇して食材が腐りやすくなる時期です。今回は、注目して欲しいテーマとして『最強の食材は発酵食品』を紹介します。
冷蔵庫が登場する以前は、春から夏の気温の上昇する季節では野菜、果物、肉や魚などの生鮮食品は保存出来ませんでした。そこで、昔の人々が作り出したのが糠を使っての漬物など保存食としての発酵食品でした。日本では伝統食品として味噌、醤油、納豆、鰹節や漬物があり、海外ではパン、ヨーグルト、紅茶、キムチなどが有名です。発酵食品は原料の風味を改良して食品の硬さを柔らかくする長所を活かして作られてきました。野菜、果物、肉や魚はたくさんの食材が微生物の力を活用して保存食として作られています。日常生活でも多くの方が好んで食しているものとしてはお酒が良い例です、米、大麦、トウモロコシ等の穀物やぶどうやりんごの果物を微生物の力で発酵させてビール、ワインなど世界中で好んで飲まれています。日本では、麹菌を使った日本酒が古くから全国で地酒として生産されてきました。発酵食品は、でんぷん質やたんぱく質を酵素の力で数種類のアミノ酸やビタミンB群の物質に変えるため栄養価が有り元の食材に無かった味わいと豊かな香りを生み出し栄養豊富な食品に変化させます。発酵によって食品が生まれかわり必須アミノ酸、ビタミンB群によって血行促進、代謝のアップ、免疫力を高めるなどその効用は数多く発表されてます特に、食物繊維と共に食べることで悪玉菌を減らして腸内環境を良く出来て便秘、肌荒れに効果があるようです。みなさんも発酵食品の力を普段の生活に活かしてみてはどうでしょう?
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