2019/06/27 カテゴリー:ブログ
雨や台風など天気が悪くなる前に「ひざが痛い」といった症状を訴える人が多いです。
その原因は気圧の変化です。本日は、気圧の変化が私たちの体に与える影響についてお話しさせていただきます。
気圧が変化すると体はその変化に順応しようとするため、速やかに血圧と心拍数が上昇します。血圧や心拍数の上昇は交感神経優位の状態と考えられ、交感神経の活動が活発化することにより、血管収縮あるいは副腎髄質からのアドレナリン放出などが痛覚受容器や冷受容器の反応を高め、痛みが増すと考えられます。ただし、気圧がしばらく一定に保たれていると血圧、心拍数は落ち着き、痛みもおさまります。また、気圧の変化よりも反応はゆるやかですが、気温の低下によっても、血圧と心拍数が上昇することがわかっています。気圧や気温が日々変動しやすい梅雨時期は痛みが増強されやすい季節といえます。
なので、気象の変化が予測されたら、痛みが出ないうちに予防すると良いでしょう。予防策としては、患部が冷えないようにする。入浴やストレッチなどで血行をよくする。自律神経を安定させるために効果的なストレス解消法を見つけ、実践する。などが大切です。
また、膝の痛みでお困りの方は当院に是非ご相談ください。
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