2018/06/26 カテゴリー:ブログ
皆さん、こんにちは。本日は『深呼吸』について書いて行こうと思います。深呼吸と言われて何を想像しますか?大きく息を吸って、大きく息を吐く。もちろん正解ですが、一概に深呼吸と言っても意識する事はたくさんあるんです。先ず大事なのは、息を吐く事です。ただ大きく吐くのではなく、『吐ききる』ということ。それは何故か?通常、肺や気管には残気と呼ばれる吐ききれなかった空気が残ります。その残気が残った状態では、息を吸っても新鮮な空気をたくさんは吸えていません。残気が邪魔してしまっているからです。なので、より多くの空気を吸うために、残気を吐ききるように深呼吸の際は意識する事が重要になってきます。次に大事なのが深呼吸をする時の姿勢です。背中を丸めるような姿勢だと、胸郭と言われる臓器を囲っている肋骨が狭まって肺を圧迫し、肺が十分に膨みません。こうなってしまうといくら呼吸を意識しても、効果が得られにくくなります。姿勢が元々良い人は大丈夫かもしれませんが、何かに集中している時に人間は前屈みになる生き物なので、自然と胸郭を狭め、呼吸が浅くなっている事が多くなります。姿勢を正し、胸をしっかり張って肺が開きやすくなる状態を作った上で息を吐ききり、大きく息を吸ってみて下さい。深呼吸はその場ですぐに出来るリラックス方法でもあるので、意識して習慣化していけるようにしましょう。
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