2020/01/10 カテゴリー:ブログ
猫背になっていると背筋を伸ばせと言われる所ですが、その際に肩を後ろに引いている方が多く見られます。猫背の影響を受けているから肩が後ろに引けない様な強い抵抗を自覚しますが、猫背はそんなに肩が前に出ている姿勢の事なのでしょうか?実際肩を頑張って後ろに引こうとしている時の姿勢を見るとそれもまた変な格好になっています。
悪い姿勢をしっかりと把握する事は簡単ではありません。急に姿勢は変化する訳では無く時間をかけて作られていきますのでその変化に気付く事は少ないです。猫背ではあるのだろうけども自分の目で見た訳では無いので正確には把握しきれません。
しかし確実に言えるのは猫背は肩が前に出る姿勢ではありません。椅子に座って背もたれにもたれた場合、お尻の体重が乗っている位置よりも後ろで背もたれに背中が当たっている。腰の後に隙間が出来てしまうように、猫背は背中が後ろに下がっている姿勢なのです。これでは肩を後ろに引こうとも後ろに下がった背中が前に出てくる訳でないので変な格好になるのです。
長い時間をかけて作られてしまった猫背は意識をするだけでは戻る事は簡単では無いです。猫背は背中の筋肉を引き伸ばし続け強い緊張を作ります。その緊張した筋肉が背骨を引っ張ってしまい歪みが出てきます。歪んだ背骨はその歪みが邪魔になり元の良い姿勢に大変戻り難くなってしまっています。良い姿勢を取り戻すには歪みが無い状態にする必要があります。当院ではB&M背骨歪み整体という施術により歪んだ背骨や過度の負荷を受け続けた筋肉に効果のある施術です。自力で何とかならない訳ではないですが、回復に全ての時間を使う事は難しいと思いますので、気になる事がありましたら直ぐに当院までお越しくださいね。
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