2018/04/23 カテゴリー:ブログ
硬く緊張した筋肉を柔らかくするためには伸ばす事が絶対!と言わんばかりに学生時代のストレッチは硬い所をとにかく伸ばしてしてきましたが、もちろんそれが間違っている訳ではありません。しかしスポーツを沢山していた時代だからこそのストレッチなのです。スポーツでは動作の中で急激に筋肉を伸ばす事が発生します。全力で走る時や急に動作を止める等のかなり筋力を発揮する時に筋肉が伸びない状態であると怪我をするリスクが高いです。その為に筋肉を伸ばして更に伸びやすい状態を用意しておく事で回避します。しかし、日常生活における筋肉への負荷は緩やかに延々と伸ばされ続けられる形での負担となりますので伸ばすストレッチの効果はあまり期待できません。
じゃあどうすれば良いの?と言う所ですが、筋肉が伸ばされる時には必ず身体の中で筋肉が縮められる部位があります。前かがみ姿勢で腰の筋肉が伸ばされてしまう時に縮められる筋肉は腹筋になります。ですので社会人のストレッチとしましては腹筋を伸ばすストレッチをすると良いですね。それは腰の筋肉を縮める事、たわんだ状態にする事になりますので、腰の筋肉の緊張の変化が期待できます。
しかし、いきなり強いストレッチ、例えば背中を反る事で腹筋を伸ばす事をしますと腰の痛みの原因となってしまいます。もしもストレッチをする場合は非常に緩いストレッチからしてもらえると良いですね。仰向けに寝転がるだけでも効果は期待できますよ。
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